須恵器甕再現製作動画を公開しました

 

須恵器の甕(かめ)は窖窯(あながま)で1,000度以上の高温で焼成されたため、保水性が高く液体などの貯蔵用に古墳時代から平安時代まで作られ続けられました。今から1,300~1,400年前の飛鳥時代、瀬戸内市の寒風古窯跡群でも多くの甕が作られました。
当財団では、2023年に「須恵器甕再現プロジェクト」を立ち上げ、内面や外面に残された成形の痕跡や先学研究の成果をもとに、サブスエPJの陶芸家、末廣学氏、松川広己氏、三浦雅人氏、三浦裕二氏との協働により再現製作を実施しました。
この動画では大型と中型の甕の製作、工具の製作、窯焚きを通して甕の成形技法や工程について検証した記録を映像で紹介します。ぜひご覧ください。